不動産鑑定士とは?資格の詳細や取得して得れるメリットを解説
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不動産鑑定士について知りたい人「不動産鑑定士ってどんな資格なのかな?あまり聞いたことがないけど、不動産に関する資格の中では1番の難関資格と聞きました。取得した際のメリットや資格についての詳細が知りたいです。」
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 不動産鑑定士とはとは?
- 資格を取得して得れるメリットとは?
以前、私が不動産会社の営業として働いている際に、不動産に関する資格の中で1番取得が難しい資格として「不動産鑑定士」という資格を知りました。
資格について知った当時、資格を取得している人が全国で約8,000人しかいないと知って驚いたのを覚えています。
さらに不動産鑑定士の資格は、ビジネス雑誌で有名なプレジデントの記事で「世の中に数ある資格の中から厳選した取得してこの先30年お金に困らない資格の1つ」として下記の通り紹介されていました。
不動産は不況でも取引があるため、ニーズは安定。試験が難しく、希少性に富む
PRESIDENT この先30年お金に困らない資格30
また上記の紹介と合わせて「取得する難易度は最高に難しいが、取得後の安定度と稼ぐ力は最高レベル」というかなり突出した評価を受けています。
そこで本記事では、そんな不動産鑑定士の資格について資格の内容や取得して得れるメリットについて深堀りし、わかりやすくまとめようと思います。
もくじ
不動産鑑定士とは?

日本不動産鑑定士協会連合会の公式ホームページでは不動産鑑定士の資格について下記のように紹介されています。
限りなく広がる私たちの活動のフィールド
日本不動産鑑定士協会連合会
―不動産鑑定士とは―
限りある国土だからこそ価値が問われる時代です。土地問題の焦点は 「適正な地価」と「適正な土地利用」をいかに図るかというところにあります。
不動産鑑定士は、地域の環境や諸条件を考慮して「不動産の有効利用」を判定し、 「適正な地価」を判断します。つまり、不動産鑑定士は、不動産の価格についてだけでなく、不動産の適正な利用についての専門家でもあります。
不動産鑑定士はさまざまな分野で活躍しています。国や都道府県が土地の適正な 価格をー般に公表するための、地価公示や地価調査の制度をはじめとして、 公共用地の取得、相続税標準地の評価、固定資産税標準宅地の評価、裁判上の評価、会社の合併時の資産評価ならびに現物出資の評価、さらには、不動産に関するコンサルティング等、広く公共団体や民間の求めに応じて不動産鑑定士が業務を行っています。 不動産についての専門家、「不動産鑑定士」はあなたの身近で活躍し、 あなたの不動産の良き相談相手なのです。
わかりやすく解説すると「不動産を鑑定して適正な価格を評価し、活用法などのアドバイスも行う人」ということですね。
不動産鑑定士で得られるメリット

不動産鑑定士の資格を取得して得られるメリットは下記の3点です。
- その①:希少価値・権威性が高い
- その②:不動産に関連する業界や企業への就職・転職に役立つ
- その③:仕事がなくなるリスクが少ない
順に解説していきます。
その①:希少価値・権威性が高い

不動産鑑定士の資格は、不動産に関する資格の中でも最難関の資格である上に、全国に資格取得者が約8,000人しかいないため、とても希少価値の高い資格になります。
そのため、不動産に関することになると非常に高い権威性を発揮します。
「権威性」とは?
専門の知識・技術について、その方面で最高であると一般に認められていること。また、そのような人。オーソリティー。
コトバンク
わかりやすく解説すると権威性とは、資格を持っていることで自分の高い能力やスキルを示せると言えます。
最難関の資格であること上に…不動産自体が価格が高いものであることから、社内で不動産が絡む話となると大きな金額が動くプロジェクトになりやすく、不動産鑑定士の資格を持った人の発言は強い影響力を発揮します。
権威性が優位に働く具体的な例は下記の通り。
- 会議など職場内での発言に、重みと影響力が加わる
- 取引先との商談・打ち合わせで有利に仕事を進めることができる
- 名刺に資格を記載して、名刺交換時に相手に覚えてもらいやすくなる
取得している資格の難易度が高かったり、取得している資格の数が多いほど権威性は高くなるので、このことを意識して仕事に役立てると高い成果を得る可能性が高まります。
その②:不動産に関連する業界や企業への就職・転職に役立つ

不動産鑑定士の資格は、不動産に関する資格の中でも難易度がとても高いことから、不動産に関連する業界や企業への就職・転職にはとても有利に働きます。
特に任せられやすい業務例は下記のようなものがあります。
- 不動産業界:土地建物の価格を判定する知識を活かして、売買部門や活用法を提案するコンサル部門も
- 建設業界:大型マンションの建設や土地開発といった大きなプロジェクト
- 金融業界:担保評価の査定に資格の知識が役立つため、融資部門へ
また、市町村や公的機関から物件の鑑定依頼を受ける「不動産鑑定事務所」では、1名以上の不動産鑑定士を雇用しなければならないと法律で義務付けられているため、就職・転職に資格を持っているととても役立ちます。
その③:仕事がなくなるリスクが少ない

不動産鑑定士は、仕事が無くて困るといった状況に陥りにくいのもメリットの1つとして挙げられます。
- 不動産の取引は不況でも一定数ある
- 資格保有者が全国で約8,000人しかいない
理由は上記の2点です。
確かに好景気の方が不動産の取引は多いですが、不況でも企業の倒産による競売物件の鑑定といった案件が舞い込みます。
また、そもそも不動産鑑定士の資格を持った人が全国に約8,000人しかいないことから、周囲に同じ仕事を取り合う同業者が少ないということも仕事がなくなるリスクが少ない理由として挙げられます。
地方によっては、周辺に不動産鑑定士の資格を持った人間は自分1人しかいなく、その地域の仕事は独占している状態といった人も出てくる可能性もあります。
一緒に持つと相乗効果を得れる資格

不動産鑑定士の資格を取得して仕事を進める上で、あわせて取得するとさらに相乗効果が期待できる資格もまとめておきます。
- 宅建士
- 公認会計士
今回は2つをピックアップしました。順に解説します。
宅建士
不動産鑑定士と宅建士の違いは下記の通り。
- 不動産鑑定士:不動産の価格鑑定とコンサルティング
- 宅建士:不動産の売買・賃貸の契約を行う
このように仕事内容が違うことから、不動産鑑定士と宅建士の両方を取得した場合、不動産に関する仕事の幅がとても広がります。
不動産の価格の鑑定から活用のアドバイス(不動産鑑定士業務) → 契約締結(宅建士業務)をすべて1人でこなせるようになるので、どの不動産会社からも欲しい人材として見られます。
そのため、不動産業界で働くには非常に相性のいい資格の組み合わせと言えます。
宅建士の詳細については下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ
宅建士とは?取得するメリットをくわしく解説
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また、不動産鑑定士と宅建士の試験科目の内容は重複しているところが多いので、難易度の観点から「宅建士の資格取得 → 不動産鑑定士の資格取得」というように効率よく資格の取得をしながら試験勉強を行うといった人もいらっしゃいます。
このように関連する資格を取得しながら最終的に目標とする難関資格の取得を目指すといった効率のよい学習方法についても下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ
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公認会計士
公認会計士が、業務拡大を行うために不動産鑑定士の資格を取得するのもおすすめ。
同じコンサルティング業務が仕事なうえに、不動産と会計は関わりが多いので新規の顧客を得るために有益です。
また、公認会計士の資格を持つ人は、不動産鑑定士の試験科目が一部免除されるので、資格の取得もしやすいというメリットもあります。
公認会計士の詳細については下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ
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さらに不動産鑑定士の試験勉強に役立つテキストをまとめておきます

テキスト
問題集
不動産鑑定士の試験は誰でも受けることができます。年齢・性別・学歴など制限は一切ありません。
さらに詳しく試験のテキストや資格に関する知識を得るためにおすすめの書籍について下記にまとめましたので、興味がある方は参考にどうぞ。
不動産鑑定士の勉強におすすめのテキスト・問題集9冊
難度の高い国家資格となると、予備校や通信講座の費用はとても高くなります。そういった費用の面から資格をあきらめてしまったという方も多いのではないでしょうか。そんな方には費用のあまりかからない独学がおすすめ。本記事では、独学でも不動産鑑定士を目指せるおすすめのテキストと問題集を一部レビューつきで紹介します。
まとめ

最後に記事の内容をまとめます。
- 不動産に関する資格で最難関の資格である
- 資格取得者は全国に約8,000人しかいない
- 希少価値・権威性が高い
- 不動産に関連する業界や企業への就職・転職に役立つ
- 仕事がなくなるリスクが少ない
- 地域によっては仕事を独占できる可能性もあるかもしれない
こんな感じです。
不動産鑑定士は「不動産に関する仕事でもっと上へステップアップしたい!」という方にはとてもおすすめの資格になります。
資格を持っている人の数の少なさからも分かるように、試験の合格率も約2%~5%と難易度はかなり高いですが、取得してしまうと「不動産関連の仕事に従事し続ける限り、一生役立つと言いきってもいいんじゃないか?」と思うくらいのメリットがある資格です。
この記事を読んでみて不動産鑑定士に興味を持たれた方は、ぜひ挑戦してみて下さい。