弁理士とは?どんなメリットがある資格?
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弁理士について知りたい人「弁理士ってどんな資格なのかな?あまり聞いたことがないので、もう少し資格について詳しく教えてください。」
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 弁理士とは?
- 資格を取得して得れるメリット
勤めている会社のグループ会社が事業再構築補助金の申請で国から合格をもらい、新商品の開発を進めるにあたって担当者が特許について色々確認しながら必死に働く姿を目にしたことから、特許に関する資格の「知的財産管理技能検定」を知りましたが、その延長で「弁理士」という資格も知りました。
そんな弁理士は、ビジネス雑誌で有名なプレジデントで「この先30年お金に困らない資格」の1つとして紹介された資格でもあります。
特許から商標登録まで知財を扱う。国際性が高く、グローバル化の進展は好材料
PRESIDENT この先30年お金に困らない資格30
プレジデント内で弁理士についての紹介文は上記の通り。
そこで本記事では、弁理士について、資格の内容や取得して得れるメリットについてわかりやすくまとめようと思います。
もくじ
弁理士とは?

実際に試験を運営している日本弁理士会の公式ホームページでは、資格の詳細について下記のような記述がされています。
弁理士は〝知的財産に関する専門家〟です。
弁理士法
日本弁理士会
(弁理士の使命)
第1条 弁理士は、知的財産に関する専門家として、知的財産権の適正な保護及び利用の促進その他の知的財産に係る制度の適正な運用に寄与し、もって経済及び産業の発展に資することを使命とする。
つまり、著作権や商標権・意匠権といった知的財産を守るための申請業務を代行できる唯一の資格ということですね。
弁理士の資格を取得して得られるメリット

弁理士の資格を取得して得られるメリットは下記の3点です。
- その①:働き方の選択肢が広い
- その②:高い権威性を発揮することができる
- その③:就職・転職で有利になる
順に解説していきます。
その①:働き方の選択肢が広い

日本弁理士会が公表している「弁理士白書」によると、弁理士の勤務形態は非常にさまざまで、とても幅広い働き方はできるのが伺えます。
公表されている中で上位の勤務形態は下記の通り。
- 特許事務所勤務:29%
- 特許事務所経営:24%
- 企業勤務 :21%
公表されているデータによると…弁理士の約6割が働いているのは特許事務所とありますが、勤務形態は雇われと独立の割合は半分に分かれています。
その次は企業勤務となっていますが、弁理士の仕事柄、業種として多いのが製造業、部門として多いのが法務部門に勤めるケースが多いようです。
それ以外の働き方も回答があることから、弁理士は働き方の選択肢が多いといえます。
その②:高い権威性を発揮することができる

弁理士が高い権威性を発揮できる理由は、知的財産に関する資格で最難関の国家資格であるからです。
「権威性」とは?
専門の知識・技術について、その方面で最高であると一般に認められていること。また、そのような人。オーソリティー。
コトバンク
権威性をわかりやすく解説すると、資格を持っていることで自分の高い能力やスキルを示せるということです。
個人でブログやYouTube活動を行う人が増えているので、昔と比べて現在は知的財産に関わる機会が多くなったのと同時に、知的財産に関する知識の需要は高まりつつあります。
しかし、知的財産に関する分野自体はとても専門性の高い分野であることから、弁理士という最高峰の資格を持った人の発言は影響力を発揮します。
この効果は仕事を進めたり、取引先と商談・交渉をする上で大きく役立ちます。
権威性が優位に働く具体的な例は下記の通り。
- 会議など職場内での発言に、重みと影響力が加わる
- 取引先との商談・打ち合わせで有利に仕事を進めることができる
- 名刺に資格を記載して、名刺交換時に相手に覚えてもらいやすくなる
取得している資格の難易度が高かったり、取得している資格の数が多いほど権威性は高くなるので、このことを意識して仕事に役立てると高い成果を得る可能性が高まります。
その③:就職・転職で有利になる

弁理士の資格は、特に下記の分野の業界・業種・企業への就職や転職の場面でも役立ちます。
- 特許事務所
- 製造業の企業
- 企業の法務部門
- コンサル系の仕事を行う企業
- 音楽・放送・アニメ・デザインなどのコンテンツ制作を行う企業
その①で紹介した通り、特許事務所は最たる例ですが、それ以外に上記した分野の企業は他社に先駆けて革新的な開発を日々行っており、その技術を守る「特許権」に関する業務を行う弁理士は貴重な人材です。
社内に弁理士がいれば、外部の弁理士や特許事務所に業務依頼する費用も、担当者と何度も打ち合わせをする時間も費やすことなく、スピーディーに申請業務を行うことができるので、就職や転職の際にとても評価されます。
弁理士と知的財産管理技能検定はどう違う?

弁理士ととてもよく似ており、混合されがちな資格として知的財産管理技能検定という資格があります。
どちらも同じ知的財産を扱う国家資格ですが、大きな違いは「独占業務が認められているか認められていないか」という違いがあります。
- 弁理士:独占業務として認められている
- 知的財産管理技能検定:独占業務が認められていない
つまり、独立して特許や実用新案・意匠・商標などの申請手続きといった仕事を請け負うには弁理士の資格が必要で、知的財産管理技能検定の資格では独立はできないという感じです。
ちなみに、知的財産管理技能検定も弁理士と同様に、プレジデントにて世の中に数多くある資格の中から厳選した「この先30年お金に困らない資格30個のうちの1つ」として紹介されていた注目の資格の1つになります。
知的財産管理技能検定の詳細については下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ。
知的財産管理技能検定とは?どんなメリットがある資格?
近年は個人でブログやYouTube活動を行う人が増えている理由から、知的財産に関する知識の需要が高まりつつあります。そんな知財に関する資格として代表的なのが「知的財産管理技能検定」です。国家資格ですが取得しやすく「弁理士」へのキャリアアップも目指せます。本記事ではそんな知的財産管理技能検定について解説します。
一緒に持つと相乗効果を得るおすすめの資格

弁理士の資格を取得して仕事を進める上で、あわせて取得するとさらに相乗効果が期待できる資格もまとめておきます。
- 中小企業診断士
- 知的財産管理技能検定
今回は2つをピックアップしました。順に解説します。
中小企業診断士
企業のコンサルティングを行う中小企業診断士の資格と弁理士を組み合わせることで、知的財産の分野に強い経営コンサルタントとして活躍することが可能です。
- 弁理士として、特許や商標といった権利関係の申請・登録の代行を行う
- 中小企業診断士として、取得した特許や商標というその会社独自の武器を利用した経営コンサルを行う
上記のような業務ができるので、メーカーなど製造業の企業と非常に相性のいい組み合わせになります。
中小企業診断士の詳細については下記にまとめましたので、興味がある方は参考にどうぞ。
中小企業診断士はどんなメリットがある資格?
中小企業診断士のメリットが知りたいですか? 本記事では中小企業診断士を受験・合格して得られるメリットについて解説します。 中小企業診断士に興味がある方は必見です。
知的財産管理技能検定
意味合いは若干異なりますが、先ほどご紹介した知的財産管理技能検定も弁理士を目指す方にはおすすめの資格です。
どちらも同じ知的財産に関する国家資格ですが、知的財産管理技能検定の方が難易度が優しく、過去5回実施された試験の合格率は下記の通り推移しています。
- 3級合格率:60%~75%
- 2級合格率:30%~50%
- 1級合格率:5%~10%
出典;国家資格知的財産管理技能検定実施データより
試験の内容や必要な知識など、違う資格でありながら被る部分が多いので「最終的なゴールを弁理士合格」に設定し、試験勉強も兼ねて「知的財産管理技能検定」→ 「弁理士」と資格取得をして肩書を増やすのがおすすめです。
今回ご紹介したように「弁理士と中小企業診断士の両方を駆使してコンサルを行う」「試験内容や必要な知識が被る部分が弁理士と知的財産管理技能検定ではある」といったように、難関資格を目指す場合は、資格の相関関係を上手く利用して効率よく試験勉強と資格取得を同時に進めていくのがおすすめです。
このような勉強方法について詳細を下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ
難関資格の取得が狙える!おすすめ勉強法【数珠繋ぎ式資格ステップアップ法】
難関資格の取得は、とても頭が良い人でないと無理だと思っていました。しかしプレジデントが難関資格を効率よく目指せる学習法を紹介し、「これなら誰でも難関資格を目指せる!」と衝撃を受けたのを覚えています。そこで今回は、この学習法についてじっくり解説します。
さらに弁理士の試験勉強に役立つオンライン講座をまとめておきます

弁理士に興味がある方のために、世の中に数ある弁理士のオンライン講座の中から特に人気の講座を3つまとめたので参考にどうぞ。
- スタディング:講座費用がダントツで安い!スマホ学習に特化した講座
- アガルート:合格したら講座費用は全額返金!令和4年度の受講生合格率は40.91%(全国平均は6.1%)
- 資格スクエア:高品質なテキストと質問無制限のサポートで、受講生満足度は94.5%
FP技能検定に興味はあるけど「忙しくて、まとまった勉強する時間を確保できない」「独学で始めても、途中で挫折してしまいそう」といった悩みから、空いた時間にオンライン講座を受講するという方法を選択する人がここ数年増えています。
「費用の安さ」や「スマホだけで勉強できる利便性」で選ぶならスタディング。「合格したら講座費用が全額返金など魅力的な特典」や「高い合格率」で選ぶならアガルート。「テキストのクオリティ」や「学習中のサポート体制」で選ぶなら資格スクエアといったように、自分に合わせて選ぶのがおすすめです。
まとめ

最後に記事の内容をまとめます。
- 知的財産に関する最難関の国家資格である
- 独立や様々な業種・部門での勤務など働き方の選択肢が広い
- 高い権威性を発揮することができる
- 就職・転職で有利になる
- 知的財産管理技能検定から効率よく挑戦が可能
こんな感じです。
今回は弁理士に関して色々と解説してきましたがいかがだったでしょうか。
近年は個人でブログや音楽作成、YouTubeへ動画投稿といった発信活動をする人が増えて来ているので、今まで以上に著作権など知的財産に関する知識の需要は高くなって来ています。
著作権のような権利は、開発した企業や個人にとっては大きな利益を生み出す大切なものですが…その権利を守るためには弁理士が欠かせません。
この記事を読んでみて少しでも弁理士に興味が湧いてきたという方は、ぜひチャレンジしてみてください。