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司法書士とは?資格の詳細と取得するメリットを詳しく解説

司法書士

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司法書士について知りたい人「司法書士ってどんな資格なんだろう?資格の名前は聞いたことがあるけど、仕事内容など実際に詳しいことはわからないなぁ~。司法書士の資格の詳細や取得するメリットなど色々資格について教えてください。」

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

  • 司法書士とは?
  • 資格を取得して得れるメリット

このような方は少数かと思いますが…私は前職で不動産の営業マンだった際の不動産の売買や、自分が所有する投資用物件の売買時など、仕事やプライベートの場面両方で司法書士にとてもお世話になっていました。

そんな司法書士は、ビジネス雑誌で有名なプレジデントの中で「この先30年お金に困らない資格」の1つとして紹介されている資格でもあります

そこで本記事では、そんな司法書士について資格の内容や取得して得れるメリットについてわかりやすくまとめようと思います。

司法書士とは?

日本司法書士連合会の公式ホームページでは、資格について下記のように紹介されています。

他人の依頼を受けて行うことのできる司法書士の業務は、多岐にわたっております。その内容は、司法書士法第3条や司法書士法施行規則第31条に規定されていますが、およそ下記のようになります。

①:登記又は供託手続の代理

②:(地方)法務局に提出する書類の作成

③:(地方)法務局長に対する登記、供託の審査請求手続の代理

④:裁判所または検察庁に提出する書類の作成、(地方)法務局に対する筆界特定手続書類の作成

⑤:上記①~④に関する相談

⑥:法務大臣の認定を受けた司法書士については、簡易裁判所における訴額140万円以下の訴訟、民事調停、仲裁事件、裁判外和解等の代理及びこれらに関する相談

⑦:対象土地の価格が5600万円以下の筆界特定手続の代理及びこれに関する相談

⑧:家庭裁判所から選任される成年後見人、不在者財産管理人、破産管財人などの業務

司法書士は、国民の権利の擁護と公正な社会の実現のため、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正かつ誠実にその業務を行わなければならないという重い責任を負っております。

日本司法書士連合会

少し長かったですが、わかりやすく1言でまとめると…「法務局など法律に関する書類の手続きを代行する人」ということですね。

ちなみに冒頭で紹介したプレジデントでは、司法書士について下記のように紹介されています。

不動産登記のほか、成年後見制度などにも裾野を広げる。合格率約3%の超難関

PRESIDENT この先30年お金に困らない資格30

司法書士で得られるメリット

司法書士になって得れるメリットは下記の4点です。

  • その①:低コストでの独立開業が目指せる
  • その②:独立すると、高い年収が見込める
  • その③:高い権威性を発揮することができる
  • その④:企業の法務部門への就職・転職に役立つ

順に解説していきます。

その①:低コストでの独立開業が目指せる

日本政策金融公庫が公表している2022年度新規開業実態調査によると、現在日本で起業する際に必要な開業資金の平均金額は1,077万円と報告されています。

しかし、司法書士は他の業種と比較して圧倒的に金額を抑えて開業することが可能で、このことは日本司法書士連合会が公表している司法書士白書2021から読み取ることができます。

具体的な理由は下記の通り。

  • 従業員を雇わずに開業した司法書士が全体の80%である
  • 事務所の広さは40㎡以下と回答した司法書士が全体の49.6%
  • 自宅の1室を事務所として活用している人も28%いる

そのため極端な話、電話とFAX・パソコンがあれば司法書士の仕事は十分可能なので、将来独立がしたいと考えている方にはおすすめの資格です。

その②:独立すると、高い年収が見込める

一般的に多い司法書士の働き方には「独立するか」「司法書士事務所に勤めるか」の2通りがありますが…独立して働く場合、他の職種と比べて高い年収を得ることができます。

国家資格で専門性の高い分野の仕事であることが理由としてあげられますが、詳細は司法書士白書2021で公表されており、具体的な数字は下記の通りです。

独立している司法書士の年収(売上金額)

  • 第1位:1,000~4,999万円(全体の35.0%)
  • 第2位:200~499万円(全体の10.2%)
  • 第3位:500~749万円(全体の8.8%)
  • 平均年収:1,683.5万円

数字の幅が広いのが少し気になりますが、1,000~4,999万円という回答が他の比べて圧倒的に多く、すべての回答から算出された平均年収の額も1,683.5万円とかなり高いことから、独立した司法書士の年収はとても高いことが伺えます。

ちなみに、司法書士事務所に勤めている司法書士の年収は下記の通り。

司法書士事務所に勤めている司法書士の年収

  • 第1位:300~400万円(21.0%)
  • 第2位:400~500万円(18.3%)
  • 第3位:500~600万円(15.1%)

その③:高い権威性を発揮することができる

理由は、司法書士が税理士や弁護士、公認会計士と同様にとても社会的に認知されている国家資格であるからです。

「権威性」とは?

専門の知識・技術について、その方面で最高であると一般に認められていること。また、そのような人。オーソリティー。

コトバンク

権威性をわかりやすく解説すると「資格を持っていることで自分の高い能力やスキルを相手に示せるということです。

この権威性があるおかげで、仕事に対して下記のような好影響が期待できます。

  • 会議など職場内での発言に、重みと影響力が加わる
  • 取引先との商談・打ち合わせで有利に仕事を進めることができる
  • 名刺に資格を記載して、名刺交換時に相手に覚えてもらいやすくなる

取得している資格の難易度が高かったり、取得している資格の数が多いほど権威性は高くなるので、このことを意識して仕事に役立てると高い成果を得る可能性が高まります。

その④:企業の法務部門への就職・転職に役立つ

その②で紹介した通り、一般的な司法書士の働き方は「独立するか」「司法書士事務所に勤めるか」の2パターンが多いです。

しかし、「確かに収入は高いけど…独立するとすべて自分でやらないといけないから自分に出来るか不安。しかしせっかく頑張って合格した資格だから高い収入が欲しい。」といった場合、資格を活かして条件の良い環境へ転職・就職を目指すことが可能です。

特に司法書士の資格の内容や知識が評価されやすいのが、企業の法務部門。

このような法務部門が存在している企業は規模の大きい企業が多いので、他と比べて収入面など条件のよい場合が多い傾向があります。

それ以外にも、業務上登記書類をよく扱う不動産業界や金融業界への就職・転職にも司法書士の資格は役に立つ場合があります。

一緒に持つと相乗効果を得れる資格

司法書士の資格を取得して仕事を進める上で、あわせて取得するとさらに相乗効果が期待できる資格もまとめておきます。 

  • 中小企業診断士
  • 宅建士
  • ビジネス実務法務検定

今回は3つピックアップしました。順に解説します。

中小企業診断士

司法書士と中小企業診断士の資格を組み合わせることで、企業の変化に迅速に対応できる経営コンサルタントとして活躍することができます。

  • 中小企業診断士として、事業承継・M&Aの計画を立案・参加する
  • 司法書士として、登記の変更など法務局への申請代行を引き受ける

司法書士は、登記など法務局で行う手続きの代行や提出する書類の作成を独占業務としている資格になります。

司法書士といえば、役員が変わった時に登記の変更を依頼するといったイメージしかない気がしますが、上記の通り、中小企業診断士とのダブルライセンスを行うことで、事業拡大のコンサルティングから法務局への手続きを一手に引き受けることができます。

一連の流れに沿った手続きなので、中小企業診断士として最初の計画に参加する依頼を受けてしまえばそのまま司法書士の仕事も受けやすく、仕事量の増加が見込める組み合わせになります。

中小企業診断士の詳細については下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ。

宅建士

宅建士も司法書士の資格取得を目指すなら、併せて取得しておきたい資格の1つです。

  • 試験科目の内容が被っている
  • 不動産の売買には登記の手続きが必ず必要

宅建士の試験で出題される「借地借家法」「区分所有法」「農地法」「登録免許税」は、司法書士の試験の出題科目に含まれています。

また、宅建士として成約した不動産の取引で派生する登記業務を司法書士として行うことができるので、宅建士と司法書士の資格を両方取得していれば、こなせる業務工程が増えて仕事のスピードが一気に上がり、効率よく進めることができます。

宅建士の詳細については下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ。

ビジネス実務法務検定

ビジネス実務法務検定も司法書士ととても相性の良い資格の1つです。

  • どちらも同じ法律に関する資格である
  • 司法書士試験にビジネス実務法務検定の知識が必要になる

ビジネス実務法務検定は社会人として必要な法律に関する基礎知識について学習できる資格になります。

そのため、ほとんどの法律に関連した資格の基礎的な部分を学習できるので、資格の関連性から「ビジネス実務法務検定を受験(司法書士合格のため法律の基礎知識を学ぶ)→ 司法書士試験に挑む」というような過程を進めば、効率良く勉強ができる上に、司法書士として活動する際には名刺に記載する内容も増えるので、とてもおすすめです。

ビジネス実務法務検定の詳細については下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ。

今回ご紹介した宅建士やビジネス実務法務検定のように「資格同士の関連性が高く、試験の出題範囲や必要な知識が被っている」という資格もあるので、難関資格を目指す場合は、資格の相関関係を上手く利用して効率よく試験勉強と資格取得を同時に進めていくのがおすすめです。

このような勉強方法の詳細についても下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ。

さらに司法書士の試験勉強に役立つオンライン講座をまとめておきます

司法書士に興味がある方のために、世の中に数ある簿記のオンライン講座の中から特に人気の講座を3つまとめたので参考にどうぞ。

  • スタディング:講座費用がダントツで安い!スマホ学習に特化した講座
  • アガルート:合格したら講座費用は全額返金!わかりやすいと動画講義の評価が高い
  • フォーサイト:フルカラーで見やすく、試験に出る要点を絞ったテキストが大人気

税理士に興味はあるけど「忙しくて、まとまった勉強する時間を確保できない」「独学で始めても、途中で挫折してしまいそう」といった悩みから、空いた時間にオンライン講座を受講するという方法を選択する人がここ数年急激に増えています。

「費用の安さ」「スマホだけで勉強できる利便性」で選ぶならスタディング「合格したら講座費用が全額返金など魅力的な特典」「わかりやすい動画講義」で選ぶならアガルート「試験に出る要点に絞った効率的なテキスト」で選ぶならフォーサイトといったように、自分に合わせて選ぶのがおすすめです。

まとめ

最後に記事の内容をまとめます。

  • 資格取得者の80%が独立している
  • 開業費用が抑えやすく、独立しやすい資格である
  • 独立するなら高い年収が狙える
  • 高い権威性を発揮することができる
  • 企業の法務部門や不動産業界・金融業界への就職・転職にも役立つ

こんな感じです。

ここまで司法書士の資格の詳細や、取得すると得れるメリットについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。

個人的には独立した際の高い年収と、独立の際に必要な開業費用の少なさが非常に魅力に感じました。

仕事柄、司法書士の仕事はなくなることはないので「将来独立したい」「高い収入を維持したい」といった考えをお持ちの方は、ぜひ司法書士へチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

合格率は約3%という超難関資格ですが、見事試験を合格した際には、長い時間勉強して苦労した経験が吹っ飛ぶくらい明るい未来が待っていると思います。