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アクチュアリーってどんな資格?資格の詳細やメリットを解説【理系の超難関資格】

アクチュアリー

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アクチュアリーの資格について知りたい人「アクチュアリーってどんな資格なのかな?名前を聞いてもどんな仕事を行う資格なのか全然想像がつかないです。一体どんな資格なのか詳細や、取得して得れるメリットなど色々詳しく教えてください。」

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

  • アクチュアリーとは?
  • 資格を取得して得れるメリット

以前、ビジネス雑誌で有名なプレジデントの中に、世の中に数多くある資格の中からこの先30年お金に困らない資格を30個厳選して紹介する記事が掲載されました。

その30個の資格のうち、私が資格の名前を聞いて唯一どんな仕事に関連するのか全く想像できなかった資格が「アクチュアリー」という資格です。

そこで本記事では、アクチュアリーという資格について、私の勉強も兼ねて資格の内容や取得して得れるメリットについて色々調べましたので、わかりやすくまとめようと思います。

アクチュアリーとは?

そもそも、アクチュアリーとはどのような資格なのでしょうか?

日本アクチュアリー会の公式ホームページでは、資格の内容について下記のような紹介がされています。

アクチュアリーとは、確率や統計などの手法を用いて、将来の不確実な事象の評価を行い、保険や年金、企業のリスクマネジメントなどの多彩なフィールドで活躍する数理業務のプロフェッショナルです。

日本アクチュアリー会

保険や年金だけでなく、ERMや資産運用、企業価値評価まで、
多彩なフィールドで活躍しています。

アクチュアリーの主な活躍フィールドとして、超長期にわたるリスクを適正に評価する生命保険分野、多様化・複雑化するリスクを分析する損害保険分野、年金数理の専門知識を活用して企業年金制度の課題を解決する年金分野があります。

加えて、数理モデルの作成技術など確率・統計のノウハウを活かした貢献が期待されるリスクマネジメント分野で活躍するアクチュアリーも増えています。この分野には「CERA」と呼ばれる国際資格が存在し、リスクの分析、評価等に基づいた適切なビジネス上の決定を行うなど、企業価値の創出に貢献しています。

これらの分野で活躍するアクチュアリーは、保険会社、信託銀行に加え、各省庁、コンサルティング会社、監査法人などに所属してそれぞれの専門性を活かしています。

日本アクチュアリー会

少し難しく書かれていますが、わかりやすく解説すると「リスク管理と数字に関するスペシャリスト」ということですね。

また、冒頭で紹介したプレジデントでは、紹介された資格を5段階評価でわかりやすく比較・説明するところがあり、アクチュアリーは下記のような極端な評価を受けていました。

  • 資格の取りやすさ:1(取得はとっても難しい)
  • 資格の稼げる度 :5(取得したら収入はとても上がる)
  • 資格の安定感  :5(取得したら将来安泰)

つまり「資格を取得するまでは相当苦労しますが、取得したら何1つ心配事のない明るい将来が待っている」という資格であることが想像できます。

ちなみに上記の評価と一緒に書かれていた資格の説明については下記の通り。

保険、年金に関わる数理のプロ。理系の超難関資格。関連企業ではスピード出世パス

PRESIDENT この先30年お金に困らない資格30

アクチュアリーで得られるメリット

アクチュアリーの資格を取得して得られるメリットは下記の4点です。

  • その①:ポジションを奪われにくい
  • その②:保険・金融業界で重宝される
  • その③:高い年収が見込める
  • その④:高い権威性を発揮することができる

順に解説していきます。

その①:ポジションを奪われにくい

企業に勤めている人がアクチュアリー試験に合格し、資格取得後に与えられる役職や地位はよっぽどのことがない限り奪われるとは考えづらいです。

理由として下記の2点があげられます。

  • そもそも資格を持っている人が少ない(資格取得者は約1,700名)
  • 資格を取るのに約8年かかると言われ、一気に新たな資格取得者が増えない

このような理由から、アクチュアリーの資格取得者は完全な売り手市場の状態が続いており、募集している企業からも好待遇な内容での募集が多いのが現状です。

アクチュアリーの資格取得者からすれば、資格取得者の数がかなり少ないとても希少価値の高い資格な上に、新たに出てくる新規取得者の数も少ないことから、ライバルが増える心配もない。

企業側からしても、せっかく見つけて採用したアクチュアリーを辞めてもらっては困るので、ポジションをキープしやすいといえます。

その②:保険・金融業界でとても重宝される

17~18世紀のイギリスの保険業界で、毎月の支払額や掛金率を決定するために、死亡率を確率論や統計学などを用いて解析する人たちが現れたのがアクチュアリーの始まりと言われています。

現代の日本でも同じように、アクチュアリーは統計学や確率論を用いてリスクや不確実性を数値的に予測・評価することを仕事にしており、主に保険・銀行の業務で活躍しています。

特に数字やリスク管理に強いアクチュアリーは、保険・金融業界からしてみると新しい商品の開発の際に持っている知識が大きく役立つことから喉から手が出るほど欲しい存在といえます。

それ以外にも、コンサル会社や企業の財務管理部門・年金関連といった分野からも同様に欲しい人材と言われるでしょう。

その③:高い年収が見込める

アクチュアリーは資格の希少性や知識・仕事内容の観点から年収がかなり高く設定されています。

アクチュアリーの平均年収は1,250万円といわれています。

平均年収.JP

また、アクチュアリーは資格を取得するまでに多くの試験科目があり、試験の合格数によって日本アクチュアリー会から資格を取得するまでに「準会員」「研究会員」と位置付けられ、ランクによって収入も変わってきます。

ランク別の平均年収は下記の通り。

  • 正会員(アクチュアリー資格保有者): 1,250万円
  • 準会員(一次試験全科目に合格)  : 1,000万円
  • 研究会員(一次試験一科目でも合格): 800万円
  • 日本人の平均年収(※令和元年現在): 436万円

一目瞭然ですが、どのランクでも日本人の平均年収を大きく上回っています。

外資系の企業の場合、年収が2,000万円を超えることもあるようです。

その④:高い権威性を発揮することができる

アクチュアリーは取得までの難易度、資格の希少性といった点から、高い権威性を発揮することができます。

「権威性」とは?

専門の知識・技術について、その方面で最高であると一般に認められていること。また、そのような人。オーソリティー。

コトバンク

権威性をわかりやすく解説すると「資格を持っていることで自分の高い能力やスキルを示せる」と言えます。

この権威性のおかげで、仕事に対して下記のような好影響が期待できます。

  • 会議など職場内での発言に、重みと影響力が加わる
  • 取引先との商談・打ち合わせで有利に仕事を進めることができる
  • 名刺に資格を記載して、名刺交換時に相手に覚えてもらいやすくなる

取得している資格の難易度が高かったり、取得している資格の数が多いほど権威性は高くなるので、このことを意識して仕事に役立てると高い成果を得る可能性が高まります。

一緒に持つと相乗効果を得れる資格

アクチュアリーの資格を取得して仕事を進める上で、あわせて取得するとさらに相乗効果が期待できる資格もまとめておきます。 

  • 証券アナリスト
  • 公認会計士

今回は2つをピックアップしました。順に解説します。

証券アナリスト

アクチュアリーの1次試験の科目の1つである「会計・経済・投資理論」が証券アナリスト試験と内容が被り、試験勉強で証券アナリスト試験のテキストを活用する人もおられます。

アクチュアリーと証券アナリストの勉強を同時進行で行っている状態なので、まず資格取得の効率がとてもいいというメリットがあります。

実務の面でも、アクチュアリーはリスク管理のプロなので、たくさんの金融商品を扱う証券アナリストとの仕事の相性も抜群です。

公認会計士

どちらも難度の高い資格で取得は大変ですが、アクチュアリーと公認会計士のダブルライセンスもおすすめです。

アクチュアリーの主な業務であるデータや統計等に基づく制度設計と、公認会計士が行うPBO計算(退職給付債務の計算)やDD(企業の財務面の実態調査)などは業務内容が被る部分があります。

アクチュアリーの得意な計算やデータ分析に加えて、公認会計士が持つ論理的思考力が合わされば、コンサル関連の仕事や、経営関連の仕事にとても役立つはずです。

上記以外にも国際化の影響から、アクチュアリーに対して国際業務が求められるケースが増えているらしく、語学力の高いアクチュアリーはさらに優遇されそうです。

公認会計士の詳細については下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ

今回ご紹介した「アクチュアリーの試験科目の1つが証券アナリスト試験と内容が被る」「アクチュアリーと公認会計士の仕事内容が一部被り、コンサル関連の仕事で役立つ」といったように、難関資格を目指す場合は、資格の相関関係を上手く利用して効率よく試験勉強と資格取得を同時に進めていくのがおすすめです。

このような勉強方法を下記にまとめましたので、興味のある方は参考にどうぞ

さらにアクチュアリーの試験勉強に役立つオンライン講座をまとめておきます

資格に興味はあるけど「忙しくて、まとまった勉強する時間を確保できない」「独学で始めても、途中で挫折してしまいそう」といった悩みから、空いた時間にオンライン講座を受講するという方法を選択する人がここ数年増えています。

しかし、世の中にたくさん資格のオンライン講座はあるものの…難関資格の場合は講座を提供している企業がグっと少なくなります。

アクチュアリーも例外ではありませんが、その中でもおすすめなのがアガルートです。

アガルートのアクチュアリー講座の特徴

  • スマホにも対応しており、通勤中などの空いた時間に学習できる
  • 講座費用は相場よりかなり安く、基礎講座のみなら業界最安値
  • 教材と指導の質は高く、初学者でも安心して受講が可能
  • 開講したばかりで合格実績は無いが、他の難関資格の実績は圧倒的

アガルートの公式ホームページはこちら

アガルートの講座の申し込み方法がわからないといった方向けに、受講までの手順を下記にまとめたので興味がある方は参考にどうぞ。

オンライン講座だけでなく、各科目の試験で指定されている参考書やテキストについてもまとめましたので、興味がある方はこちらも参考にどうぞ。

まとめ

最後に記事の内容をまとめます。

  • 理系の最難関資格の1つと言われている
  • 資格を取得するのに長い年月がかかる
  • 資格取得者は約1,700名しかいない
  • 保険・金融業界からとても重宝される
  • 収入もかなり高い
  • 高い権威性を発揮する

こんな感じです。

今回アクチュアリーについて色々と深堀りしてきましたが、冒頭で紹介したプレジデントの説明通り、資格を取得するまでは本当に大変ですが、取得後は本当にすごいメリットしかない資格といえます。

何と言っても日本でアクチュアリーの資格保有者が約1,700名しかいないという圧倒的な希少性の高さが光ります。

今後も当面はアクチュアリーは売り手市場のままなので、取得までは長い年月が必要ですが、今から勉強を始めてアクチュアリーの大きなメリットを狙いに行くのは遅くないと思います。